夏!海!BBQ!
魚のグリルにスッキリとキレの良い白ワイン。もー、たまりません。最高の組み合わせですね。
とびっきり新鮮ないわしのグリルといえば、ポルトガル。シンプルにグリルしただけで、ランチとしても人気です。そして、一緒にいただくべき一押しワインは、やはりポルトガル産の【ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)】。別名、グリーンワイン(緑のワイン)なんて呼ばれている最近人気の出てきた子です。
♦今日の組み合わせ:ポルトガル産グリーンワイン【ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)】 × いわしのグリル
【ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)】は、ポルトガル北部の『アペラシオン(Appellation)』で、ここでは、【アルバリーニョ(Alvarinho)】や【ロウレイロ(Loureiro)】など複数の地元ブドウ品種を使い、主に辛口白ワインが生産されています。
※ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
このワインの特徴は、低アルコールでとても軽い飲み心地。また、ほのかな炭酸を感じることができます。数あるワインの中でも、群を抜いてのさっぱり感ではないでしょうか。いきいきとした酸味が、いわしの脂とうまくバランスをとってくれます。また、主張しすぎるアロマがないことも、料理と合わせやすい理由のひとつ。アルコール分が低め(10%程度)なので、ランチタイムにも気軽に飲めてしまいますね!
さて。【ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)】では、ここ最近、主に【ロウレイロ(Loureiro)】を使った単一品種ワインを作り始めています。
従来のカジュアルなワインと比べてより高品質な新しいスタイルのワイン。もちろん、魚のグリルに合うことは言うまでもないのですが、ホタテやエビ、イカなどもう少し濃厚なシーフードとも見事に『マリアージュ』してくれます。
ちなみに、ポルトガル名物”亀の手”(フジツボの親戚のような貝類)との組み合わせも、秀逸。もし機会があれば、ちょっと変わった見た目に負けず、ぜひ試してほしいペアリングです。