中華といえば、餃子。
居酒屋でも定番メニューで、食べだしたら止まらない人気のおつまみです。
その中身は、お肉やシーフード、野菜など種類が豊富なのですが、どれも共通してカリカリの皮とジューシーな具という最高の組み合わせを楽しめます。それに、食欲をそそるガーリックの香りも! うーん、今すぐ食べたくなりますね。
VINUMで作ったのは、ごくごく普通の豚ひき肉とキャベツのもの。ニラを入手しづらいイギリスならでは、春の野に咲くワイルド・ガーリック(野生にんにく/野ニラ)を摘んできて入れてみました。
さて。餃子があれば、ビールが欲しい。誰もが納得の鉄板な組み合わせですよね。キーンと冷えていて、さっぱりする飲み物。
・・・それならワインだって、いけるはず?!
というわけで。今回は、イタリアの中でも特にサルデーニャ島、リグーリア州、ピエモンテ州やトスカーナ沿岸部で有名な白ワインのブドウ種【ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ(Vermentino di Sardegna)】で挑戦してみました。
♦︎今日の組み合わせ:イタリア白ワイン【ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ(Vermentino di Sardegna)】 × 餃子
このワイン、イタリアワインらしい、スッキリとした飲み心地ながら、のど越しにわずかなアーモンドのほろにがい香りを感じることができます。これが、餃子のガツっとくるガーリックの香りとうまく合い、また油っぽさを中和してくれるんです。また、レモンやライムなど柑橘系の香りのおかげで、飲んだ後はスッキリ。質の良い【ヴェルメンティーノ】を選べば、ミディアム・ボディ並の飲みごたえがあるので、ちょっとラー油を垂らした味の濃いソースを餃子につけた場合も、おいしく一緒に飲めますよ。ぜひお試しください!